涼しくなって良かったけど、雨が続くとちょっと憂鬱ですね。
客商売をやっていると、特に車を売っている以上、雨よりも晴れの日がありがたいです。
出足が鈍るだけじゃなくて、お客様の心も鈍っちゃいます。
「赤い車が欲しいなあ」というお客様が、幸いにもエビスヤの赤い車を目に止めてくれたとします。
これ、抜けるような青空の下だと、車の色も鮮やかになるんですね。
そうすると「走行距離もまあまあだし、色もいい感じだし、これにしようかな」となるわけです。
まあ、即決というのはあまりありませんけど、第一印象としては悪くない。
ところが、雨の日だと、インターネットやカタログ、他店さんでも十分に見たはずなのに「うーん、なんかちょっと違うなあ」といった感じになる場合も少なくありません。
それに塗装やパテの乾燥といった実際の作業にも影響しますしね。
とはいっても、この雨がないと美味しい野菜や果物が育ちませんからね。
土砂災害は勘弁ですが、この雨のおかげで、わたしたち青森県のリンゴたちも育つわけですから…
さて・・・今日のお題は、パワーステアリングの修理です。
世間では「パワステ」と呼ばれているもので、近年の車には珍しくもない機能ですが、ふた昔前の車だと、まだまだパワステのない「重ステ」がたくさんありましたよね。
パワーステアリングは、油圧式と電動式のものがありますが、今回はワゴンRなので電動式(EPS)です。
このワゴンR、EPS警告灯がつきっぱなしで、ずっと重ステ状態。
いくら軽自動車とはいえ、こんなの運転してたら危なくてしょうがありません。
お客様は、まずディーラーで見積もりを取ったそうです。
その結果・・・
部品代(新品):103,496円
点検・工賃: 11,466円
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合計:114,962円まあ、壊れた部分だけを修理するのではなく、一式交換ですからね。
こうなってしまうのも、仕方ないのですが…
エビスヤでは、鈑金もそうですが、新しいものを買って付け替えるのではなく、まだまだ頑張れる部品たちに頑張ってもらうことをモットーにしています。

というわけで、中古のパワステユニットASSYを調達。
これを組み込むことにします。

まずは、こんな風にステアリング(ハンドル)周りを分解していきます。
筒状のパーツに緑色のラベルが貼ってあるのが、見えますか?
これが、パワステユニットです。

これを摘出して・・・

どちらが壊れたパーツか…分かりませんね(笑)。
一応、右が壊れた方、左が中古パーツです。
6万キロ走った車輛から持ってきたものですが、まだまだ動きます。

元に戻して・・・出来上がり!
ギアレンジの最終調整も忘れずに行います。
気になるお値段ですが、部品代込で…
3万円ジャスト!使える部品は、ちゃんと有効利用することが、地球にもお財布にも優しいのだとエビスヤでは考えております。
だからといって、なんでもかんでも中古部品がいいとは言いません。
エンジンなど可動部品のガスケット、シール類は、原則新品に交換します。
EPS(電動式パワーステアリング)のトラブルは、結構多いみたいです。
どうぞ、お気軽にご相談下さいね。
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